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コーヒーくんの今夜も眠れない

勝てば高揚、負ければ悔恨。眠れぬ毎日。そんな私はコーヒーくん。

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コーヒーくん 思い出のウィンタートーナメント ~三回戦~

 トーナメントもいよいよ三回戦。
 次のお相手は10級の女性の方でした。

 対局前に少し歓談すると、どうやら最近将棋を始めた様子。
 職場に将棋部があるらしく、熱心に勉強しているようでした。

 対局に辺り、この女性の将棋熱へ悪影響を与えることだけは避けたいと思いました。勝つにしろ負けるにしろ、相手の力を存分に出し切ることを心掛けて指した一局。
 それではどうぞご覧ください。







 棋譜を見て頂くとわかると思うのですが、下手は手筋を巧妙に駆使して来ました。本当に勉強の後が見て取れます。手合いは四枚落ちですが、二枚落ちでもいい勝負ができるのではないかと思う程でした。

 さて、本譜の進行ですが、中断の局面から下手は『6二金』と指されました。
 それを見た私は、小声で「アッ」と声を上げます。
 残念ながら『6二金』は王手放置の反則でした。

 その声が聞こえたのか、下手はこの局面で投了。
 私は次の準決勝に進むことになりました。
 
 劇的な最後で終えた本局ですが、対戦相手の女性は笑顔のまま。
 とりあえず安心しました。
 その後の感想戦で『6二金』を指した理由を問うと、
 「このままでは銀と馬の両方が取られそうだから、その先を読んでいた」との回答。

 実はプロでも似たような反則があり、その理由も「先の事に集中していたため」のようです。真剣勝負の秒読みの最中には独特の緊張感があるため、ある意味しょうがないことだと思います。しっかりした読みの結果なので、これから上達する上で、決して悪い事ではないでしょう。


 感想戦後に、このまま終えてしまうのも勿体無いので、中断局面から少し指し進めてみました。その際も終始笑顔で指し続けていたのが、とても印象的。実際、形勢はまだまだ難しく、正確に指されていればこちらは負けていた流れでした。

 本来なら、この件はブログに書かないでと言われていたのですが、前述した通り、決して恥ずかしいことではないと思います。何より下手がよく勉強していることがわかる良質の棋譜ですよね。こうして棋譜を載せることを、ご理解願えたらと思います。

 コーヒーくんのカフェイン度数は「80」
 才能豊かな将棋を指されているので、それを潰さないで、相手に楽しんで頂けるように指した思い出の一局。

 次の再戦が楽しみですね。

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